免疫力の鍵を握る乳酸菌

お腹の調子を整えることで知られる「乳酸菌」ですが、免疫力の向上にも優れた効果を発揮します。
「乳酸菌」は、お腹の中に善玉菌を増殖させることで腸内環境を整えます。。

 

腸の中には免疫システムが備えられており、身体にとって有益なものと有毒なものとを選別する重要な働きも担う器官です。
「乳酸菌」は、その免疫システムや免疫細胞にも大きく関わっています。

 

 

最近の研究で、「乳酸菌」にはアレルギー症状の緩和・改善効果があるということが判ってきましたが、これも免疫システムが影響しています。
アレルギー疾患に罹患されている方の場合、免疫細胞である「ヘルパーT細胞(Th)」のバランスが崩れていることが多いそうなのですが、「乳酸菌」にはそれを改善させる働きがあるようです。
「乳酸菌」によって「ヘルパーT細胞(Th)」のバランスがきちんと調整されると、それに伴ってアレルギー症状が改善されていくのです。

 

しかし、「乳酸菌」免疫細胞のバランスを整えるだけでなく、免疫細胞そのものを増殖させる働きも持っています。
体内の有害物質(ガン細胞やウィルス菌など)を発見すると直ちに攻撃してくれるという「ナチュラルキラー細胞(NK)」と、攻撃のみならず、新しい抗体を作り出して自ら免疫機能を操るという「異種ナチュラルキラーT細胞(NKT)」の2つの免疫細胞は、「乳酸菌」による増殖が確認されています。
「異種ナチュラルキラーT細胞(NKT)」は発見されてからまだ間もない新しい免疫細胞ですので、その働きの詳細までは判ってはいませんが、今後の研究によって少しずつ解明されていくことでしょう。

 

「ナチュラルキラー細胞(NK)」の働きは年齢と共に衰えていってしまうのですが、「乳酸菌」にはこれを取り戻す力もあるようです。
70代〜90代の高齢者を対象に1ヶ月間に渡って毎日「乳酸菌飲料」を飲んでもらうという実験を行ったところ、1ヶ月後には対象者全員に「「ナチュラルキラー細胞(NK)」の活性化が認められたということです!
免疫システムを整え、免疫細胞を増やし、また、いったん衰えてしまった活性力まで蘇らせる・・・、ほんと、恐るべし“「乳酸菌」パワー”ですね♪

 

免疫のバランスがきちんと整っていると、病気を寄せ付けない丈夫な身体を保つことができます。
末永い健康の維持のために、是非「乳酸菌」を積極的に摂取してくださいね。