乳酸菌で便秘を改善

便秘でお悩みの方、けっこう多いですよね。
お腹がいつも張っていて苦しい、肌荒れや吹き出物で化粧のノリも悪い・・・など、困った“オマケ”も付き物です。
毎日スッキリとしたお通じであるには一体何を心掛ければ良いのでしょう・・・?

 

“便秘の解消には食物繊維が良い”とよく言われますが、それにはちゃんと根拠があります。
食物繊維は大腸の働きを促し、お腹を掃除しながら消化吸収が終わっって不要になった残りカスを便として排泄します。
また、食物繊維は腸内を最適な環境に保つためには欠かせない「乳酸菌」を増殖させる働きもあります。

 

古くからの日本の食事には食物繊維や「乳酸菌」が豊富に含まれていたため、私たちは意識せずとも毎日の食事を通して自然と十分な量を摂取していました。しかし、食の欧米化と共に伝統的な日本の食文化も減少していき、食物繊維や乳酸菌の代わりに脂肪分や糖分の摂取量が過剰になりつつあります。
脂っこいものや糖分は悪玉菌のエサとなりますので、こういった食事を多く摂り続けていれば悪玉菌にとっては絶好の環境。悪玉菌がはびこることで善玉菌の働きは妨げられ、腸内は毒素で汚染されてしまいます。
食物繊維は「乳酸菌」のエサともなりますので、野菜や海藻、豆類、いも類といった繊維質の物をシッカリ食べて「乳酸菌」を活性化し、悪玉菌を寄せ付けない腸内環境を作りましょう。

 

「乳酸菌」が作る“乳酸”や“酢酸”は、大腸の蠕動運動を活性化させる作用があります。
便秘のほとんどは、この蠕動運動の低下によって起こることが多いですので、排泄機能が向上することにより便秘の予防や改善に繋げることができるのです。
また、便秘の解消には便に含まれる水分量も非常に大事です。
健康的な便の水分は80%程度とされるのに対し、便秘時の便の水分量は健康的な便の水分量の半分以下です。大腸に留まる時間が長くなってしまうと、それだけ水分は吸収され、失われてしまうのです。
水分が失われてしまった便は硬くなってしまうため排泄されにくく、これがさらに便秘を悪化させる原因になります。また、硬くなってしまった便は排泄時に肛門を傷つけやすく、「痔」の原因ともなります。
嬉しいことに、「乳酸菌」には便の水分量を調整する作用もありますので、スムーズな排泄も期待できますよ。

 

このように、食物繊維や「乳酸菌」の力によってほとんどの便秘の改善は期待できます。
しかし、重度に慢性化している場合や、「器質性便秘」というような何らか疾患によって起こっている便秘である場合には専門医の治療が必要です。長年に渡って便秘の症状が続いている場合は、一度きちんと医療機関を受診して診断を受けましょう。
「便秘は万病の元」とも言われ、長い間放置しておくと「腸閉塞」等の重篤な病気の原因となり得る恐ろしいものでもあるのです。
“たかが便秘”と軽く考えず、不調を感じたら検査やチェックを受けることも忘れないようにしてください。

 

何よりもます、腸内の環境を良好に整えておくことが一番大事ですね。食物繊維、「乳酸菌」を欠かさずに、お腹の中を常にキレイにしておきましょう。