肝硬変は血液検査のどの項目で判断できるの?

肝硬変の検査には、いろんな種類がありますが、その中のひとつに血液検査があります。
血液検査では、色々な数値を確認し、そこから肝硬変かどうかを判断します。

 

ここでは、総ビリルビン、アンモニア、プロトロビン、コリンエステラーゼ、血小板、アルブミン値といった項目を検査しますが、この中の「総ビリルビン」が、黄疸を表している数値です。
この数値が一定(1,2mg/dl)以上になると肝硬変を生じているということになります。

 

アンモニアは腸内細菌で生成されますが、肝硬変を生じてしまうことで分解されづらくなり、血液中に含まれるアンモニアの割合が高くなるので、それも判断の基準になっています。

 

プロトロピンは、血液が固まるまでどれくらい時間を必要とするかを表しています。
肝硬変を生じている場合、血液凝固因子が低下してしまいますから、このプロトロビン時間が長くなるということで判断されます。

 

また、コリンエステラーゼは肝臓で作られるたんぱく質であり肝硬変が生じることで数値が低下、血小板は出血を止める際に欠かせない血球であり、肝硬変を生じることで低下するので、やはりこれも判断基準となりるほか、アルブミンは、コリンエステラーゼと同様で、肝臓で作られるたんぱく質であり、やはり肝硬変を生じると数値が低下します。

 

肝硬変になったらアルコールは厳禁?

肝硬変と診断されたら、やはりアルコールの摂取はしない方がいいでしょう。
少しならいいという考えこそ厳禁です。

 

肝硬変は、食事で緩和させることが可能です。
その食事方法としては、繊維質の多い海藻類、きのこ類、こんにゃくなどを多く摂取する、肝硬変の症状が中等度までであれば、タンパク質自体は普段通りに摂取しても構いませんが、むくみ、腹水、肝性脳症がある場合は、控えめに摂取しましょう。

 

食欲がないときや、たんぱく制限をしている場合は、果物や甘いお菓子などで、糖分を多く摂取するといいでしょう。
また、むくみや腹水がある場合は、塩分摂取を極力控えるようにしましょう。
肝硬変を生じている場合は、並行して胃炎を伴っていることも多くありますから、この場合は、辛い物などの刺激物は、摂取しないようにしましょう。

 

運動は?

肝硬変と診断された場合、健康を目指そうと、突然ジョギングなどを始めようとする方がいますが、実はこれは良くはありません。
肝臓に負担がかかってしまいますから、運動をしたい場合は、必ず医師に相談してから運動するようにしましょう。
運動してはいけないという訳ではありませんから、医師の相談の元、無理のない運動がいいでしょう。

 

肝硬変の予防法

肝硬変は、お酒を飲む人だけがなってしまうものでは、ありません。
お酒の影響のものもある一方で、ウイルス性のものもあります。
肝硬変にならない為には、普段の食生活や生活習慣を改善し、規則正しい生活を送るのが一番の予防法です。